あなたはご自分のマグカップに小さな欠けやうっすら入ったヒビを見つけたらどうしますか?
潔く捨てるでしょうか、それともそのまま使い続けますか?
運気アップに大切なことは、タイミング良く、正しい方法で「捨てる」ということなんです。
捨てるということは、自分の手許から離すということにつながり、そこに新たな良い運気を迎え入れられるようになります。
ですから、掃除や片付けが運気アップには欠かせないとされているのです。
ゴミや不用品ならば捨てるのは簡単ですが、長年愛用してきたものや思い出の詰まったものは、おいそれとは捨てられないですよね。
つまり、捨て時が分からないので、この気持ちが強いと運気アップに向けて片付けたくても、なかなか捗らないという事態になりかねません。
そこで、今回はマグカップや食器の捨てるタイミングと基準についてお話ししていきますね。
マグカップや食器と運気の関係
マグカップは日常使いの食器としては、とても出番が多いもの。
あなたもコーヒー、紅茶、時にはスープなど、日に何度も使うこともあるでしょう。
つまり、マグカップは頻繁に身体に取り込む物を入れる器です。
そんなマグカップですから、運気を下げるようなものは遠慮したいですね。
どのようなマグカップが運気アップにNGなのかというと、欠けたり、一部にヒビが入っていたり、汚れが落ちなくなっているものです。
それでも毎日何となく使い続けているのは運気アップどころかダウンの原因です。
大切な家族やお客様に欠けたりヒビの入ったマグカップや食器を使いますか?
自分だけだからと思わず、自分の運気アップは周りの方の幸せにも関わることだと考えてくださいね。
また、気づいたら食器棚をたくさんの食器でパンパンになっていませんか?
良い運気は空気の流れの良いところにやってきます。
空気の澱みや湿気は運気アップには大敵なのです。
特に食器棚は風水では金運をつかさどると言われます。
沢山の食器を出し入れにも不便なほど食器棚に詰め込むと、金運も食事から身体に入る良い気も得られにくくしてしまいます。
この機会に家族の人数や普段の食事の品数、来客の頻度を考えて必要な数を考えてみませんか。
食器を捨てるタイミングと基準
運気アップには「捨てる」行為が大切であることを最初にお話ししましたが、いざ捨てようと思っても、なかなか難しくて踏ん切りがつかないという方は、次のように考えて、やってみてください。
① 家族の人数に対して多すぎるもの
マグカップはまさにこれに当てはまります。
あなたが筋金入りのマグカップコレクターでない限り、家族の人数の二倍(四人家族なら8個)もあれば十分なのではありませんか?
同じような理由で箸も数えてみましょう。
新しい箸を使い始めたのに、以前の、さらにその前の箸が残っていませんか? 新しい箸を下ろしたら、古い方は処分しましょう。
② 欠けたりヒビが入ったもの
マグカップや食器と運気の関係でもお話ししましたが、欠けたり、一部でもヒビが入っている物は捨てましょう。
そのような状態になったら、どんなに気に入って長年使っていても、残念ながら運気をアップする力はありません。
言い換えれば食器としての寿命を迎えてしまっているのです。
③ 汚れが落ちなくなったもの
マグカップの茶渋汚れを定期的に台所用の漂白剤等できれいにされている方も多いと思いますが、それでも良く見ると落ちない汚れがついていませんか?
マグカップの持ち手と本体の境目、表面の細かい凹凸や傷に入り込んだ汚れなど、通常のお手入れできれいにならない状態ならば、捨てるタイミングにあると言えます。
④ 自分の好みに合わないもの
マグカップ等の愛用品の対極にあるものです。
結婚式の引き出物や贈答でいただいた食器は高価であっても自分の趣味や生活スタイルに合わなければ結局使わずじまいになりがちです。
特に有名ブランドの食器ともなれば、お値段も大体わかるので、さらにもったいなくて捨てられない方は多いと思います。
しかし、物は使わなければ物としての使命を果たせず、やがて悪い気を帯びかねません。
風水で片づけをして、使わない物や不用品を家の中に残さないのは、こういうことなのです。
⑤ 粗品や景品としてもらったもの
可愛いキャラクターや洒落たブランドロゴがプリントされた粗品や景品の食器は基本的には捨てましょう。
一時的に可愛いとか、欲しいと感じるのはやむを得ないことですが、旬が過ぎたと感じたら、お別れしましょう。安価な食器は安価な運しか運べません。
⑥ 食洗器対応ではないもの
近年、食洗器をお使いのご家庭も多くなってきていますので、この機会に食洗器対応ではない食器は大半を処分しても良いのではないでしょうか?
場合によっては一気に数を減らせますよ。
捨てる基準の例外
ここまでは風水で運気アップのために「捨てる」ためのお話をしましたが、一概に古いから捨てなければならないというわけではありません。
例えば代々受け継いで使ってきた(使ってきたことが大切)銀のカトラリーなどは、黒ずまないように手入れをし、日常的に使うことで悪い気を溜めることはありません。
また、陶器もどうしても古くて欠けたり、割れたりしても処分できない物は、金継ぎ(きんつぎ)をしてみるという方法があります。
欠けたり割れた部分を漆と金で接着補修する技法です。
金繕い(きんつくろい)とも言います。当然、手間もお金もかかりますので、そうしてまでも残したい、使いたいという愛着があるものであれば、良い手段だと思います。これも普段から使っていきましょうね。
食器の捨て方
捨てるものが決まったら、次は捨て方です。
もちろんお住まいの地域で指定された方法に従うのが大前提です。
そのルールに従った上で運気アップできるように捨てましょう。
① 食器は塩を一つまみかけて、少し割ってから捨てる。
塩で清めて、割ることで古い食器についた悪い気を断ち切って捨てます。
もしも割るのが難しいようでしたら、全体を塩水に漬けてから捨ててください。
② 白い紙で包んで捨てる。
箸やカトラリー等の割れないものは、塩と共に白い紙に包んで捨てましょう。
③ 感謝の気持ちで捨てる。
ここが運気アップには大事なところです。
今まであなたのために役立ってくれたことに感謝して、心の中で「ありがとう」と声をかけてから捨てましょう。
まとめ
毎日使うマグカップに始まり、食器や箸などの捨てる意味とタイミング、基準についてご説明してきましたが、いかがでしたか?
普段使うものは捨てるのも意外と難しいものですが、運気アップのために思い切って捨ててみてください。
今回は、人数に対して多すぎる、好みに合わない、等の捨てる基準や、欠けたり新しいものを使い始めたとき等のタイミングをお話ししました。
すっきりした食器棚や引き出しを目にしたあなたは、清々しい気持ちになっているのではないでしょうか。
古い気が溜まったものを家から出して、新しい気を取り込んで運気アップしていきましょう。
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