読書量が多い人はお金持ちになれる、という話は誰もが1度は聞いたことがあるでしょう。
年収1500万円以上の人は毎日読書に30分以上費やしているという統計もあり、多くの人がこのセオリーを信じているかと思います。
ですが、実際に読書量とお金がどう結びついているのか、分からない人も多いのではないでしょうか。
ここを理解しないと、せっかくの読書量がお金に結びつかずに終わってしまうかもしれません。
今回は、どうして読書家がお金持ちになれるのかについて説明していきたいと思います。
読書量とお金の関係性がしっかり理解できるようになりますので、ぜひ最後まで読んで、お金持ちになれる読書法を身に着けてみてくださいね!
読書家は金持ちになれる理由 ①語彙力が増える
読書量が多い人がお金持ちになれる理由として、語彙力(ごいりょく)が多いということがあります。
人のコミュニケーションは基本的に言葉から成り立っており、考えや思いを表現するためにどんな言葉を使うかはコミュニケーションの質において非常に大切です。
例えば、怒りを感じた時に「むかつく」しか出てこない人は、「むかつく」を中心に言葉が成り立って行くので、必然的に一方的な怒りをぶつけることになります。
おそらく建設的な話し合いをすることは難しいでしょう。
ですが、そういう場合のほとんどは、ケンカをしたいわけではなく、ただ自分の気持ちを理解してもらいたいだけではないでしょうか。
そんな時に語彙力があれば、怒りだけでなく、何が嫌だったのか、相手にはどうしてほしかったのか、ということを正確に伝えることができます。
さらに、相手の感情も豊かに表現でき、なぜ相手がその行動をとったのかということも理解できるのです。
どちらのコミュニケーションが円滑かは誰から見ても明らかでしょう。
お金持ちになるということは、多くの人に何かを伝えて共感を得、それがお金という形で還元されるということでもあります。
その人数が大きくなるほど、入ってくるお金も大きくなるのです。
円滑なコミュニケーション能力はそのためにも欠かせません。
語彙力が乏しいと誤解が生まれやすく、逆に人が離れていくということもあり得ますので、お金持ちになりたい人はぜひ読書で語彙力を増やしてみてくださいね。
読書家は金持ちになれる理由 ②原理原則を学べる
読書家がお金持ちになれるのは、成功のための原理原則を多く学んでいるからです。
世の中には「本を読んでいる暇があったら行動した方が良い」という人も多く、もちろん行動することが大事なのは言うまでもありません。
ですが、その行動が正しいのかを示す指標をきちんと持っているかということも、お金持ちになるためには重要なことなのです。
いくら意気込んで始めても、やり方が間違っていれば成功することはありませんし、知識がなければ何が間違っているのかも分からないのが事実。
そんな問題点の解決方法が本には載っているのです。
本は古来より多くの人の情報伝達手段として使われ、人々の昔からの知恵がたくさん詰まっています。
長い歴史の中で人々が悩んできたことや、その解決方法が書き記されているため、あなたの悩みの解決方法も既に誰かが本にまとめている可能性が非常に高いのです。
その中でも長きにわたって愛されている「名著」と呼ばれる本には、時代を問わずにあらゆる場面で通用する原理原則が記されています。
これを読まずに自分の経験だけを頼りに行動してしまうのは、あまりに時間がもったいないのではないでしょうか。
読書家の人は、行動しながらもこういった原理原則を本からしっかり学んでいるので、より速いスピードでお金持ちになれるのです。
行動することはもちろん大切ですが、1人の人間に与えられた時間は有限なので、効率的に行動していくことがもっと大切です。
指標を持たないまま行動することは時間の無駄遣いにも繋がりますので、お金持ちになりたければぜひ読書で成功のための原理原則を学び、行動してみてくださいね!
読書家は金持ちになれる理由 ③思考力が上がる
読書量が多い人がお金持ちになれる理由は、思考力が高いからであるとも言えます。
彼らはただ本を読んで終わりにしているわけではありません。
本を読みながら、本の内容が自分にどう当てはまるかを考え、実生活に応用する方法を考えているのです。
そしてそれを実際に行動に移し、その結果と本の内容を照らし合わせることでその差を検証するため、自ずと思考力が上がっていきます。
本を読む際に決して忘れてはいけないのが、読みっぱなしにしないということです。
学校で、先生が一方的に喋りつづけるだけの授業は頭に入って来ないように、読書をする際にもただ文章を読むだけでは何も頭に入って来ません。
必ず自分の行動に置き換えて、自分ならどうするかといったことを考え、筆者との共通点や違いに思いを巡らせることで、思考が深まり、読書に意味が生まれるのです。
もし実生活にそぐわないものであれば必ずしも行動に移さなくても構いません。
その代わり、友人や家族に本のことを話したり、本の感想文を書いたりすることで本の内容を思考に変換できますので、ぜひやってみてください。
感想文は本のあらすじではなく、そこから自分が感じたことや、なぜそう思ったのかを書くことを意識してみましょう。
短い感想文でも本を読むたびに継続することで語彙力も付き、思考を正確に表現するスキルも身に付きます。
読書量の多い人でお金持ちの人は間違いなく思考力が高いので、ぜひ真似してみてくださいね。
まとめ
読書家の人がなぜお金持ちになれるかがお分かりいただけましたでしょうか?
ただ読書量の多い人がお金持ちになれるのではなく、読書を通じて語彙力を身に着けたり、成功の原理原則を学んで思考力を高めた人がお金持ちになれるということでしたね。
筆者もまだまだ本の内容を昇華しきれていないので、行動や感想文を通して思考を深めていきたいと思います。
お金持ちになりたい人は、ぜひこれらを意識して、読書量を増やしてみてくださいね!
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