どんな人でも生まれてきたからには、少しでも豊かな人生や生活を送りたいと一度は願いますよね。
若い頃の苦労は買ってでもしろという言葉もありますが、お金の苦労をすると、その大変さは自分だけ留まらない可能性があります。
幸せにしたいパートナーや子ども、年を重ねる両親・祖父母のためにも、お金は暮らしの様々な場面で、生活費・養育費・医療費と、あなたの人生を一緒に走ってくれる伴走者のようなものです。
しかし意外に多いのが、経済的な豊かさを望みながらも、お金を悪いイメージで捉えていたり、いゆわるお金持ちと呼ばれる人達の悪口をいう人です。
あなた自身がそうではないにせよ、あなたの周囲にそのようなタイプはいませんか？
お金はいたって素直な性質ですから、裏腹な態度を取る人の元には寄ってきません。
真摯に向き合い、大切にしてくれる人の元に集まりたがるのです。
ですからもしあなたが経済的な成功を望むのであれば、お金持ちだとされる人々が、実際にどのような生活を送り、どのような性格ゆえに豊かな人生を築き上げているのか、まずは知る必要があります。
真に豊かな生活を知らないままにお金持ちと聞くと、SNSなどで得た表面的な情報から、目立って高額な買い物を好む…といった先入観をつい持ってしまいがちです。
しかし半面、真に豊かな人生を送る富裕層は驚くほど質素な生活を好むとも言われています。
今回はこうした本当のお金持ちの性格と、豊かな人生の法則を学んでみましょう。
お金持ちの生活①質素だけど合理的で質が良い
豊かな人生を送るお金持ちは、人生の中での優先順位をハッキリと決めています。
その中でも最優先におかれるのが「健康」です。
お金持ちときくと、豪華な外食、頻繁なお付き合いといったイメージがあるかもしれません。
しかし真に豊かな人生を送るお金持ちは、既に安定した生活の基盤と健全な自尊心を持ち合わせています。
ですから、むやみやたらな人付き合いをしたり、流行を追いかける若しくは見栄のために、健康の基本である食事を外食任せにしたりしないのです。
あなたは、所得の低い地域ほど、高カロリーでインスタントな食品が消費されるというショッキングな話を聞いた事がありませんか？
健康的な食事への関心の低さは、日々充実した生活を送るための活力や気力を損ない、富を築くために必要な、根気良さや俊敏な判断力といったものまで奪います。
のみならず、そうした食事の積み重ねは身体にダメージを与え、やがては仕事への悪影響や医療費の増大へとつながりかねません。
このようにお金持ちは「健康」こそが「豊かさ」の土台だと心得ているのです。
ですから豊かな人生を送るお金持ちは、大切な健康を維持し、無意味な外食に伴う出費を抑えるために、普段の食事は栄養バランスの整った質の良い自炊を好む人が意外と多いのです。
ちなみに衛星放送大手ディッシュ・ネットワーク会長であるCharlie Ergen氏をご存知でしょうか。
彼は2兆円を超える資産家であり、倹約家のビジネスリーダーとして有名です。
そんな彼が好む日々の昼食は「お手製のサンドイッチとスポーツドリンク」です。
さあ、あなたも今日から無駄な外食費と交際費を見直しましょう！
お金持ちの生活②質素だけど使うべきメリハリがある
豊かな人生送るお金持ちは、言わずもがなですが自分の人生を愛しています。
高い肯定感をもって自分自身の人生を捉えていますから、その一分・一秒が大切なのです。
これがもし「お金持ち」とだけに限定すれば、話は違うかもしれません。
古今東西、昔から代々の資産を遊興費などで目減りさせてしまう話は枚挙にいとまがありません。
しかし、これでは真に豊かな人生とは思えませんよね。
豊かさの中には必ず「充実感」の感覚が含まれています。
それは空虚な浪費では満たすことの出来ない感覚です。
豊かな人生を手にしているお金持ちの人達は、この「充実感」にはお金だけではなく、「時間」が必要だということを体感し、時間管理を徹底的に実践しています。
お金持のある人も、今はそうでは無い人も一日は平等に24時間だけが与えられています。
そして同じく平等に必ず寿命が与えられています。
ですから豊かな人生を送るお金持ちは、この有限な時間の価値を高めるために、お金を使うのです。
ビジネスやプライベートでのやり取りだけでなく、自ら進んで自己研鑽するためには、読書に充てたり身体を鍛えるための時間、人生を彩る趣味や教養を高めるための時間が必要です。
そのためには、例えば家事代行のサービスや車での送迎サービスも効率的に使います。
時間は健康と並んで、最も大切な資源です。
ここからお金が生み出されるわけですから、最初に投資するのも最もな話なのです。
全てを倹約するのではなく、ココという場面ではお金を使う、このメリハリが豊かな生活を築くのです。
お金持ちの生活③質素だからますますお金がたまる
豊かな人生を送るお金持ちというと、さぞかし難しい経営や投資を成功させて、庶民には分からない複雑怪奇な手法を使ってのし上がったに違いない…と頭ごなしに、いまだにお金持ちを疑ってかかる人がいます。
しかし出来れば、実際に豊かな人生を謳歌しているお金持ちに話を聞いてみて下さい。
その人の性格にもよるでしょうが、恐らく最初に返って来る答えは驚くべきほどシンプルなはずです。
「お金は出ていくよりも、入ってくる方が多ければ貯まりますよ」と。
億単位を動かすビジネスをしている人でも、このようにストレートに、ある意味素直に答えてくれるはずです。
お金の流れは、出ていくと入ってくる、この二つしかありません。
そしてお金を貯めたければ、出ていくお金を減らすのは当然のことです。
ですからお金持ちの家では、日々の生活で発生する固定費にまできちんと気を配っています。
あなたは先月の支出の内訳をどのくらい把握出来ていますか？
お金持ちの共通点として挙げられるのは、長期的な視点で大きな金額を動かしつつも、同時に日々の細かな支出も覚えているという事です。
支出管理が行き届いていると、照明や冷暖房のつけっぱなしといった環境にも好ましくない行動や、使いきれなかった食品の廃棄といった無駄な行為も避けられます。
冷蔵庫の中をきれいに整えるだけでも無駄な買い物が減り、大幅な食費の見直しになったという人もいます。
いわゆるお金持ちの中で派手な生活を送っているように見えるのは、実は一部だけに過ぎないという事を知りましょう。
多くのお金持ちは、お金に関するセルフコントロールを身に付けることで、真に豊かな生活を送っているのです。
まとめ
お金持ちは一見質素に見える生活を送ることで、実はかえって豊かな人生を手に入れていることがお分かり頂けたでしょうか。
本質的にお金の問題と向き合うのは、実は自分自身と向き合うことでもあります。
収入を得るための知識や技術だけではなく、自己に対する信頼、世間への信用、そしてセルフコントロール、といった様々なあなた自身の要素が数字となって現れているのが、今のあなたの経済状態です。
そこに善悪はありませんが、心の奥で感じる充実感の差というのはあるかもしれません。
無駄なく、質良く、そしてメリハリのきいたお金への向き合い方は、きっと人生そのものを充実させてくれる足がかりになるでしょう。
今日からまた一歩、豊かな人生を歩み出しましょう！
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