運気のアップを願う人にとって、避けて通れないのが言葉の大切さです。
あなたは普段使っている言葉が、意外なほどにあなたの運気に影響を与えているのをご存知でしょうか。
言霊(ことだま)という考え方があります。これは一般的に、言葉には霊力的な力が宿るとされる考え方のことです。
言霊においては、発した言葉がきれいであれば、起きる事柄もそれにふさわしくなります。
汚い言葉もまた、それにふさわしい出来事が起きやすくなります。
言霊という考え方は、人間の意識と照らし合わせて考えてみても分かりやすいでしょう。
人間は毎日の生活の中で、実際声に出す言葉の前に、頭の中つまり意識の中で、内言(ないげん)として、数万語を喋っていると言われます。
しかもそれを聞いているのは自分自身です。きれいな言葉も、そうでない言葉も…。
毎日何万語も積み重なれば、当然それを聞いているあなた自身にはどんなことが起きるのでしょうか?
どんな言葉でも、四六時中聞かされ続けたら、誰でも性格や行動に影響が出ますよね。そして性格や行動は運の源です。
それなら、運を良くしたいのならいっそ「言葉」から先に変えてみるのはどうでしょうか?
ということで、今回はどんな言葉が運気アップにつながるのかご紹介します!
運気がアップする言葉①感謝にまさる言霊なし!
運気を上げるには、まず運気を下げる元を断ち切らなければなりません。
なぜか悪い事ばかり起こる人の話し方には、実は特徴があります。
それは誰かにお礼を言うような場面でも、本人も気付かないまま、ネガティブな言葉を使っているのです。
たとえば誰かに何かをしてもらった時に「ありがとう」よりも「〇〇が出来ていないけど?」というような言い方をしてしまうタイプです。
誰かが何かをしてくれた時に、どう言っているかは要注意です。
たとえば職場で「いいけど、この書類〇〇が書けてないね」、家庭で「あなたの洗ったコップ、泡がついたままよ」等々。
その前に小さなありがとうを言わずに、いつも不足でいっぱいな心が、ふとした言葉の使い方に出ています。
これでは自分も相手も、どんどんネガティブな思考になっていきます。
そしてそれがまた悪い運気を呼び寄せ、そしてさらにネガティブになるという負のスパイラルが繰り返されるのです。
ですから今度はこの負のスパイラルを、運気を上げるような言葉で断ち切ってしまいましょう。
運気を上げる言葉とは、前向きで明るい言葉です。
こうした言葉が、運気を上げていき、いつの間にか思考の方まで前向きにしてくれます。
そんな言葉に「ありがとう」といった、感謝の言葉があげられます。
周囲の人にまず、感謝の言葉を伝えることで、人間関係が円満になるだけでなく、自分自身も優しい気持ちになれるでしょう。
運気を上げるためには、心の余裕が必要です。
一時的に他人を押しのけて成功しても、今度は同じように押しのけられる恐怖に怯えながら戦い続けなければいけません。
それでは運が良いとも幸せとも言えません。
ですから、感謝の言葉で周りの人を大切にし、そして自分自身にも優しい気持ちを持てる感謝の言葉が大事なのです。
感謝の言葉こそ、最高の運気アップの言葉といえるでしょう。
運気がアップする言葉②メンタルブロックを外す
運気を上げる言葉には、裏のヒントがあります。
それは人の潜在意識やいわゆるメンタルブロックとなる固定観念に潜んでいます。
金運を例にします。
自分には金運がないと思っている人は、多かれ少なかれ、お金に対する何らかの罪悪感を持っています。
両親がお金で苦労をしている姿などを見て育ったのかもしれません。
お金は苦労の元だというマイナスのイメージが植え付けられているのです。
そうすると表面ではお金が欲しいと思いつつ、意識の裏、つまり潜在意識ではお金は大変だから持っていたくないという思いが隠れているのです。
たとえばお金が欲しいと思いつつ、心の底では…
- 「お金を稼ぐのは大変だ。」
- 「お金をたくさん持つと不幸になる。」
- 「お金持ちは悪い人だ。」等々
しかし当然ながら、お金を稼ぐことには特別悪い意味などありません。
自分も周囲も豊かになるビジネスを行うことは、社会にとっても有益です。
正しい心をもってお金を稼ぐことは、誰にとっても喜ばしいことなのです。
しかし、お金を好きだと言いきれない人、貯金が出来ない人、お金を稼ぐことは難しいと感じている人には、何らかの固定観念があります。
その場合はメンタルブロックになっている固定観念を外さなければなりません。
子供の頃から刷り込まれた自分の固定観念を替えるために、普段の言葉使いを変えていくことから始めましょう。
「お金は大切です!」「毎日豊かさを感じてます!」
こうした言葉を普段の口癖にし、豊かになっている最中であるといった言葉を、一人の時で構いませんから、積極的に声に出しましょう。
運気がアップする言葉③マイナスは方向をかえて言う
運気を上げるには前向きな言葉が良いとは言っても、どう言えば良いのか分からない人も多いですよね。
言葉は運に反映しますが、だからと言って嘘を唱えていれば運が良くなるわけではありません。
嘘だと感じながら何万回も言葉だけど唱えても、心の中では「嘘だ、嘘だ、嘘だ…。」と唱えているのと同じです。
なので、自分でも信じきれない事を言い続けるよりも、言われてみればそうかもという位のレベルから繰り返すのがコツです。
例えばこんな感じにです。
- 「コップに半分しかお水が無い!」→「コップに半分もお水がある!」
- 「私には〇〇は無理!」→「私は××なら大丈夫!」
- 「計画が大失敗!」→「こうすると失敗するということが分かって良かった!」
実は意外なほどに人の意識を作る脳は単純なところがあります。
偽薬(ぎやく)、プラシーボ効果と言うのをあなたもどこかで聞いたことがあるでしょう。
薬でないものを薬と信じて飲むことで、薬のような効果が出てしまう場合があることです。
また日常生活で例を挙げるとすれば、人前に出る時に「緊張してるなぁ…でも大丈夫、大丈夫!」と唱える事などです。
唱えているうちに、脳が勝手に勘違いをして、いつの間やら気持ちが落ち着き大丈夫だった!なんて話はいくらでもあります。
ですから、日頃から一見マイナスと思えることも、ポジティブに変換する習慣をつけておきましょう。
「あぁ今日は疲れたな~」と言う時も、「今日はよく頑張れた!」と言い換えるのです。
すると、その日一日がポジティブな言葉となって脳にインプットされ、毎日が充実していると感じやすくなります。
そして気付くと、実際にそんな日々を過ごせるようになっています。
まとめ
今回は運気を上げるために言葉が大切である理由と、その実践方法をお伝えしました。
人は頭の中で、一日何万語も自分に話しかけています。
それらが日々潜在意識に刻みこまれていくわけですが、頭の中の言葉を変えるのはなかなか大変です。
ですから普段声に出してる言葉の方を先に変えてみましょう。
具体的には感謝の言葉を多く使います。
そして潜在的に自分が罪悪感を持っていることがないか振り返り、そうした思い込みを外す言葉を普段から使うようにします。
また一見マイナスと思えるようなことでも、可能性やがんばりを認める言葉を選ぶようにするのです。
良い言葉は良い人生には欠かせません。
早速今日から、口に出す言葉を変えていきましょう!
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