毎年の大掃除は、正月の前に終わらせるのが開運の基本です。
なのに、もしかしてタイミングをはずしていませんか?
分かっちゃいるけど、12月はクリスマスもあるし、会社では仕事納めやら忘年会も外せない、お世話になった方にはお歳暮も送らなきゃ…とテンテコ舞いですよね。
そして何と言っても家や親せきが集まる年始の用意です。
大掃除も分かるけど、おせちの準備の方が大事なのでは?という方もいるかもしれませんね。
もちろん年始ならではの豪華な料理で団らんして過ごすのは楽しいものです。
しかしそうした団らんの場であればなおさら、あらかじめ家をスッキリと良い気で満たしておきたいですよね。
そうした意味でも大掃除でなくても、日々のお掃除やメンテナンスがされていれば、ある程度お家は整えられているかもしれません。
家事のコツは手軽に、マメにですから、そうした習慣がある方のお家は、物理的にはさほど汚れてはいないでしょう。
しかし大掃除にはこうした実用的な目的だけではなく、もっと大きな意味があるのです。
それが一年を通じて少しずつ溜まってきた、今年一年の「穢れ(けがれ)」を祓い、新しい年に神さまをお迎えするということです。
想像してみて下さい。人であってもそうであるように、まして神様ですから、新年早々キタイナイお家に訪れる気はしませんよね…。
ということで、今回は大掃除であなたのお家を大掃除で清々しく整えるための方法をお教えします!
大掃除のタイミング①いつから始める?
大掃除が大切なのは分かったけど、ではお正月にむけてどのタイミングで始めたらよいのでしょうか?
子どもの頃は年末に、家族そろって窓拭きした思い出のある方もいるでしょう。
しかし、 寒気の中、寒さに震えながら窓の外や家の外溝を掃除するのは、年齢や体力によっては大変に感じてしまうかもしれません。
それなら比較的寒すぎず、お天気も安定した秋の連休あたりを目安にスタートするのはいかがでしょう?
元々大掃除は、お正月に各家にいらっしゃる年神様にゆったりと寛いで頂くために行うものと言われています。
そしてこのお迎え前に、まずは家についた一年間の汚れを落とすことを「煤払い(すすはらい)」と呼んだのです。
昔はこの煤払いが12月13日に行われるのを皮切りに「正月事始め」とされ、お正月の準備が始まりました。
しかし普段お勤めされている方は、この日が平日にあたると、なかなか本格的なお掃除には手をつけにくいですよね。
ですから、先ほどの11月の連休あたりを目途に始めて、その後毎週末を少しずつ大掃除に充てていくスケジュールがおすすすめです。
こうして少しづつ、1ヶ月以上かけて大掃除を行う心づもりでいれば、慌ただしくなりがちな年末にも、余裕をもって家を整えられます。
お掃除はえてして始めてみると、ココもアソコも…と気になる場所がどんどん出てくるものです。
時間を思ったよりかけたくなる場所が出てくるのも見こし、計画立てて行うようにしましょう。
大掃除のタイミング②どこから掃除する?
気持ちよくお正月を迎えるために、大掃除はタイミングだけでなく、どこから掃除をするのか順番も重要です。
効果的なトップバッターはズバリ!「あなたがいつも掃除していないところ」です。
実は人間というのは、得てして習慣で大きく行動が制限された生き物です。
試しにあなたのここ一週間ほどの生活パターンを振り返って下さい。
毎日家を出て、同じ通勤路を経由し、会社に行っても、ほぼ同じ手順で仕事に取り掛かっていませんか?お掃除も同じです。
意外なほどいつも同じ場所を、いつも同じように掃除しています。
ということは、同じ場所はいつも同じように掃除していません…。
ですから普段掃除しない場所を集中的に行うだけで、大掃除の意義もグッと上がります!
またアッチもコッチも気になるよ…という方におすすめは「あかずの間」です!
部屋だけではなく引き出しや、来客用にと仕舞われっぱなしの食器棚などなど…気が淀んで溜まっている場所はまずは開ける勇気を持ちましょう!
ちなみにこの大掃除の順番を立てる時に盲点になりやすいのが、掃除道具の準備です。
いざ始めて道具がイマイチだと、意外と手が届きにくかったり、汚れ落ちに苦戦してしまいがちです。
せっかく始めた大掃除もここでテンションがダダ下がりでは勿体ない!
今や便利な掃除グッズもたくさんあります。
場所にあったお掃除道具をピックアップして、準備段階から楽しんでくださいね。
ちなみに家の電球や電池類などもこのタイミングで買っておくと、新年早々電気がつかない…なんてことも避けられますよ。
参考:部屋の掃除で運気が上がった!体験談からわかる掃除開運効果
大掃除のタイミング③いつまでに終わらせる?
お正月にむけて始めた大掃除は、いつまでに終わらせるのかのタイミングも大切です。
一般的に大掃除は13日~28日頃までに行うのがいいと言われています。
つまり大晦日前には終わらせておくのが理想的です。
大掃除は年神様をおもてなしするための大切な儀式ですから、やはり年を越し間際までバタバタとしているのは落ち着かないですよね。
そこで、ここではうっかり新年まで大掃除を持ち越さないよう、ポイントをチェックしましょう。
まずはゴミの最終回収日です。分別ごとに計画を立てて下さいね。
粗大ごみや不燃ごみの最終回収日は早いので、そうした処分品が出そうな場所は、早めに大掃除を終えておきます。
またご家庭によっては、エアコンやレンジフードなどプロに依頼する場合もあるでしょう。
必然的に年末は予約が混み合いますから、これも出来るだけ早い段階で予約を取っておくのがベターです。
それにしても大掃除というのは、キリがなく感じてくるものですね。
しかしこのキリを上手くつけることは、気持ちの良い家づくりを通じた運気のアップの要です。
そして大掃除の場合の「キリ」とは「心地よいと思えるか」が判断の基準になります。
お宅によっては神様をお迎えするには少し…という場合もあるかもしれません。
しかし心をこめてお掃除をすることで、お掃除する前に比べて、気持ちの良い空間にすることはできます。
何よりも住まう家と、神様がいらしてくれて嬉しいという感謝の気持ちが大切ですから、自然とそうした気持ちがわきあがるのが終わらせるメドと言えるでしょう。
参考:運気を上げる掃除法!掃除で運気が上がらないのはなぜ?効果的な部屋の掃除法
まとめ
お正月から運気をスタートアップさせるための大掃除のポイントをご紹介してきました。
昔は12月13日の煤払いがいわばお正月の準備の皮切りであり、大掃除の日にあたりました。
しかし現代ではスケジュールも多様化しています。
ですから、余裕をもって11月の連休あたりを目途に大掃除に着手しましょう。
そしてその後、毎週末を少しずつ大掃除に充てていくのがおすすめです。
大掃除には順番も大切でしたね。トップバッターは「あなたがいつも掃除していないところ」です。
もしも「あかずの間」がある人は、まずは開ける勇気を持ちましょう!
また前もっての掃除道具の準備もお忘れなく。
始めた大掃除は大晦日より前の28日頃までに切り上げられるようにしましょう。
ゴミ出しの日やプロのクリーニング業者さんに依頼する場合は、早めに計画と予約を入れてしまいます。
新年にふさわしい清々しい家で気持ちの良いお正月も迎えましょう!
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