トイレ掃除で金運が上がるって本当なの？嘘じゃないの？と思っている方はいらっしゃいませんか？
確かに、トイレを掃除すれば金運が上がるとか、お金持ちはトイレをきれいにしているというのは、よく聞きます。
トイレ掃除をしっかりとやり始めたら、思っていなかった臨時収入に恵まれたり、給料がアップしたとかいう話もあります。
しかし、毎日ちゃんとトイレ掃除しているのに、全然効果が無いと言う声もあります。
「一体、どっちが本当なの？」「本当にお金持ちはトイレ掃除を重視しているの？」という疑問に今日はお答えしていきます。
トイレ掃除で金運アップは嘘？
金運を上げたいと思って、トイレの掃除をしてみたものの、効果が感じられないのでは残念ですよね。
もし、あなたが今その状態でしたら、次の点をチェックしてみましょう。
① 金運アップをしたいと思ってトイレ掃除を始めてからの期間と頻度。
運気アップは、一朝一夕ではなりません。
毎日の継続が必要です。
また、目に見えない運気を上げるには、人知の及ばぬ力も加味されると言われますから、ものすごく丁寧に掃除をしても、年に数回とか、思い立った時だけやるのでは、大きな効果は得られにくくなります。
② トイレ掃除をしながら心の中で考えていること。
一人暮らしでなければ、トイレを汚す人が自分以外にいるのに、自分だけが掃除をするのは不公平だと思っていませんか？
こんなに嫌なことを頑張っているんだから、金運もドーンと上がらなきゃ困ると欲が前面に出ていませんか？
この気持ちを自分のための欲、我欲（がよく）と言います。
継続してトイレの掃除を頑張っている人でも、続けるうちに、無心に淡々とやる人と、金運アップ、運気アップのみを目的にする人に分かれてきます。
成功者の中でトイレ掃除をした（している）という方たちは、前者の方が多いようです。
元々は運気アップのために始めたけれど、気が付いたらきれいにできたことが嬉しくて、気分が良くなると仕事にも、周りの人にも良い影響が出たことに気づいて、とにかく掃除をしているそうです。
我欲が強すぎるのは金運アップには良くないようです。
実際に会社の経営者や芸能・スポーツの分野の有名人にはトイレ掃除を習慣化している方は多く、中には自宅のトイレはおろか、外出先のお店や、公衆トイレでさえも使った後に掃除をしてから出るという方もいらっしゃいます。
つまり、一日一回以上、長期にわたって、しかも自分や家族以外、不特定多数の人が使うトイレでさえも掃除するなんて、「信じた道を突き進む確固たる意志」を感じますね。
これが、トイレ掃除の本当の力なのではないでしょうか。
参考：運気を上げる掃除法！掃除で運気が上がらないのはなぜ？効果的な部屋の掃除法
トイレ掃除をする意味とは？
金運アップを願ってトイレを掃除する。 その行為自体は、「丁寧なトイレ掃除」と言えるだけかもしれません。
では、トイレと金運はどうして、これほどまでに結び付けられて考えられているのでしょうか？
① トイレの神様
2010年に「トイレの神様」という曲が大ヒットしたことをご記憶の方は、多いと思います。
この曲ではトイレの神様は女神さまで、トイレを掃除すると美人になれると歌っていました。
元々、トイレにおわす神様は地域や宗教的背景によって、色々といらっしゃいます。
中でも有名なのは「烏枢沙摩明王（うすさまみょうおう）」ではないでしょうか。
この神様は、新築の家に七人の神様がやってきたときに、お土産（ご利益）を沢山持ってきたので、他の神様より到着が遅くなってしまい、宿る場所がトイレしか残っていなかったと言われています。
そのため、トイレには烏枢沙摩明王のお土産があるというわけです。
それが「美」や「金運」なのです。 ですから、烏枢沙摩明王に喜んでいただけるように、褒めてもらえるように、烏枢沙摩明王の真言（しんごん）である「おん くろだのう うんじゃく そわか」と唱えながら掃除をすると良いとされています。
② 小林正観さん
この方は、40年ほどトイレ掃除について、その効能や意義を説いていらっしゃって、2011年にお亡くなりになった方です。
小林正観さんによると、トイレは、金運をつかさどる神様（烏枢沙摩明王）の家であって、この神様は「不平不満」を口にする人には味方をしないということです。
さらに、トイレ掃除をするときは嫌々ではなく自発的に、大事なのは掃除をしてきれいになることを面白がる。
掃除の後は、使うとき以外フタを閉めておけば、お金が逃げずにどんどん貯まるのだそうです。
トイレは排泄のための場所ですから、便器の汚れは主に排泄物ということです。
それを自分から進んで不平不満を言わずに掃除をする、人が嫌がって手をこまねくような場所をきれいにする行動を楽しんですることが、金運をアップさせる引き金になっているようです。
もう、お気づきかもしれませんね。
トイレ掃除の意味は、前向きな気持ちで行動する、期間を決めずに継続する、自分以外の人のために汚い場所でも厭わない、ことにあるのです。
「ポジティブで、粘り強く、人のために頑張れる」という人は人間でも神様でも好きになれますよね。 その結果として、金運が上がるのですね。
参考：部屋の掃除で運気が上がった！体験談からわかる掃除開運効果
トイレ掃除とお金持ちの関係は？
お金持ち、成功者の中でも、トイレ掃除をしている、もしくは重視していると公表されている方々には、先にご紹介した小林正観さんをはじめ、松下幸之助さん（パナソニック創業者）、本田宗一郎（ホンダ創業者）星野仙一さん、北野武さん、タモリさん、和田アキ子さん、郷ひろみさん、鍵山秀三郎（イエローハット創業者）等々がいらっしゃいます。
そうそうたる顔ぶれですね。
これらの方は、ほとんどが親御さんや師匠にあたる方からトイレ掃除を命じられたり、勧められて、それを自らの習慣にしたそうです。
これらの方々に共通しているのは、トイレ掃除という、できれば避けたいことを素直にやり続けたということです。
つまり、成功する人、その結果としてお金持ちになる人は、嫌なことであっても、色々と理屈をこねたり、できない理由や言い訳を言わずに、まず行動し、それを継続している人たちだと言えます。
まとめ
金運が上がると聞いたから、嘘じゃないかと半信半疑でトイレ掃除をしてみたけれど、宝くじが当たったり、親戚から遺産が転がり込んだりしないんだけど…。
会社の給料アップや昇進の気配がないんだけど…。
今回は、金運アップのためにトイレ掃除をしたのに、効果がないとお悩みの方や、嘘なんじゃないかとお考えの方に次のようなことをお伝えしました。
トイレ掃除の持つ本当の意味や、そこから育まれる行動力、素直さ、継続力が、人を成功へと導き、お金持ちへの道を開くということです。
あなたも、トイレ掃除を続けてみませんか？
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