あなたは日頃から「生きたお金の使い方」をしていますか?
「生き金」と「死に金」という言葉をどこかで聞いたことがあると思います。
「生き金」とは、自分や周りにとってプラスになるお金のこと。
例えば、スキルアップセミナーへの参加費や読書代、友人へのお祝い金などですね。
一方、「死に金」とは、無駄なものや浪費と思われるようなことに使うお金のことです。
例えば、愚痴ばかりの飲み会への参加費や物の衝動買いなど。
誰でも「お金に豊かでありたい」と思うものですが、死に金に多くのお金を使っていては、豊かになるのは難しいですよね。
生きたお金の使い方が習慣になれば、お金がお金を呼び豊かになるとともに、人生の幸福度もアップします。
生きたお金の使い方ができるようになるには、まず物欲に向き合ったり、無駄なものに使っていないかどうか把握することが大切です。
ということで今回は、そのための3つの方法をご紹介します。
生きたお金の使い方①物欲をクリアにする
あなたは、いざお買い物をするとなると「あれがほしい!」「これもほしい!」と感情の赴くまま買ってしまってしまうことはないですか?
最近はSNSも発達しているので、そこでおすすめされていた物が欲しくなり、買うこともありますよね。ですが、買った後で、「これ、いつ使おう・・・」となったことはないでしょうか。
物欲は誰にでもあるものですし、もちろん悪いことではありません。
ですが、実際に使う場面が曖昧なものや、もうすでに同じようなものを持っていた!となれば、買ったものも無駄になってしまい、それは生きたお金の使い方とは言えません。
衝動的に買いたくなる時は、買うことで満足したり、見栄やプライドによって欲しくなっている場合もあります。
買い物をするときは、自分の中にムクムクと湧き出る物欲と向き合ってみましょう。
「なぜそれが欲しいのか?」「どういう場面で使うのか?」と自分に問うことで、無駄な出費も少しずつ抑えられるようになりますよ。
生きたお金の使い方②必要なものに序列をつける
お買い物をするとき、「あれも必要だし、これも必要よね!」というように、今の生活に本当に必要かどうか、あまりよく考えずに買ってしまうと無駄遣いに繋がります。
特に、価格が低いものほど、よく考えず安易に買ってしまいやすいものです。
「いつの間にかお金が少ししかない・・・」となってしまいやすい方は、まず頭の中で買おうと思っているものを書き出してみましょう。
書き出すことで、物欲を客観的に見ることができ、「意外と必要ないかも」と思うものを明らかにできますよ。
それから「必要ない」と判断したものは消していきます。
そして次がポイントですが、より計画的にお金を使えるように、必要だと判断しリストに残ったものに序列(優先順位)をつけてみましょう。
そうすることで、今本当に必要なもの無駄なく買うことができます。
収入や今あるお金の額と照らし合わせながら、お買い物の計画を立てておくと、ぐっと生きたお金の使い方ができるようになりますよ。
生きたお金の使い方③無駄遣いを明確にする
これまで、生きたお金の使い方ができるようになるために、物欲と向き合うことと、必要なものを明確にすることをお話ししてきましたが、「今まで自分が何に無駄遣いしてしまいがちだったのか」というのも把握しておきましょう。
無駄遣いの出どころを明確にしておくことで、次のお買い物やお金を支払う時に、一度立ち止まることができます。
振り返ってみて、あなたはどんなところについついお金を出してしまいがちですか?
コンビニのスイーツや化粧品、あまり行きたくない飲み会など、色々あると思います。もちろん、それらによって気分が上がったり、ワクワクした気持ちでお金を支払うのであれば、それは生き金と言えるでしょう。
ですが、なんとなくだったり、周りの目が気になるからなどの理由であれば、それはあなたにとって本当にメリットのあるお金の使い方でしょうか。
もし、無駄遣いの出どころが分からないのであれば、1日の終わりにレシートや明細をチェックすることから始めてみましょう。
余裕があれば、「これは無駄だったな」と思うものをメモしておくと、より無駄遣いに対処できるようになりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、生きたお金の使い方のための3つの方法をご紹介しました。
もし、取り入れてないものがありましたら、ぜひ実践してみてください。
やったことがないことを始めるのは少しハードルが高く感じるかもしれませんが、正しいお金の使い方が習慣になると、お金の面も心の面も豊かになります。
お金は切っても切り離せないもので、あなたに与える影響は大きいのです。
お金の正しい使い方ができるようになれば、自然と自分自身に自信がつき、ひいては人生を変える力もあります。
そのためには、まず自分の中の物欲と向き合うこと、自分にとって必要なものを明確すること、日頃の無駄使いをしっかり把握することが大事です。
「死に金」が多いままだと、大切なお金を「生き金」に回すことは難しいですよね。
今日ご紹介した方法をぜひ実践していただき、自分の人生にプラスになる生きたお金の使い方ができるようになりましょう!
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