運気の良い家には共通する特徴があると言われています。
家の運気を上げて、自分や家族の運気を丸ごと上げていきましょう。
家の運気を上げるための方法は、換気や掃除、物を減らす等々たくさんありますが、今回は家の中に必ず、それもかなりの数あるものを通して運気アップを目指す方法をお話ししたいと思います。
それは「明かり」つまり照明器具です。一度、家の中に何個の照明器具があるか数えてみて下さい。予想以上の数になったのではありませんか？
家の中に多くあるアイテムなのですから、うまく運気向上に役立てていきましょう。
家の運気と明かりの関係
風水では家の運気を上げるには、部屋を明るくすることが基本です。
太陽の光や、照明の光で照らすことで「陽」の気を集め、「陰」の気を祓うのです。では、とにかく家中を明るくすればいいのでしょうか？
マンションなどでは玄関や廊下に窓がないことも多いですから、一日中明々と照明をつけていては運気が上がる前に電気代が上がって困りますよね。
ですから、風水の知恵を使って必要なところに必要な明かりを使いましょう。
現在、球切れの照明器具はありませんか？
スイッチを入れると明かりは点くけれども、微かにチラチラするのを放置していませんか？
まずは電球や蛍光管のホコリを払って、古くなったものは思い切って交換しましょう。
照度を上げられれば、併せてお試しください。それだけで運気が良くなることもあるそうですよ。
家の中で明るくするべきなのは、玄関、トイレ、洗面所、風呂場、キッチンです。
もう、お気づきですよね。玄関以外はすべて水回りなのです。
玄関は家の中へ気を入れる入り口ですから、できるだけ清浄で明るくすることが家の運気を上げる第一歩になります。
水回りは「陰」の気が溜まりやすく、玄関同様にきれいにしておくことと、明かりを点けて「陽」の気を補充することが大切です。
しかし、トイレや洗面所、風呂場はリビングや寝室と比べて小さい空間ですから、使うときの明かりがあれば、使わないときいは消していても構わないとされています。
明かりは、できれば天井にくっつくタイプのシーリングライトで、全体的に明るくしてくださいね。
運気の上がる照明の選び方
運気を上げるには、基本的に部屋全体を明るくすることが良いのですが、そのほかに、よりアップさせたい運気に合わせて明かりを使う方法もあります。
例えばシーリングライトで十分明るくしたリビングであっても、金運をアップさせるために西の方向を照らすスタンドやスポットライトを使うなどの方法です。
このように部屋の一部に使う明かりは、薄暗くなって「陰」の気が溜りやすい部屋のコーナー部に適しています。
また、天井からの均一な明かりにアクセントを付けて、お部屋に合わせて雰囲気を変える効果もあります。
このような場合に良く使われるスタンドですが、そのランプシェードも目的に合わせて選ぶと更に効果的です。
紙製シェード
和風の照明器具に多い紙製のシェードは柔らかい「陰」の気の傾向を作り出します。
布製シェード
スタンダードな素材で、柔らかい「陰」の気の傾向を作り出します。
木製シェード
木と火が重なってとても暖かい雰囲気を作り出します。
金属製シェード
光をより強く反射する金属製のシェードや反射板は少し緊張感のある「陽」の気を作り出しますから、勉強机や作業台など集中力を必要とする場に適しています。
ガラス製シェード
すこし幻想的なイメージがあるのでそういった雰囲気を出したい場合はオススメです。こちらも「陽」の気を作り出してくれます。
陶器製シェード
明るすぎずバランスの良い組合せです。気は火と土を持ち、陰陽はニュートラルと考えると良いと思います。
ここまでは明かりを使うのは、陽の気を家の中に広げるためでしたが、毎日使う部屋の中で唯一、明るすぎない方が良い部屋があります。
それは「寝室」です。寝室はリラックスして心身を休めて、翌日に向けてエネルギーを注入する場です。
その部屋が煌々と明るく照らされていると、知らず知らずのうちに「陽」の気が強くなりすぎてしまい、明かりを消して寝ても、なかなか疲れが取れないといったことに繋がってしまいます。
ですから、寝室だけはシーリングライトはリビングよりも控えめな照度で、温かみのある色の間接照明などを使うことをお勧めします。
運気を上げる照明の色
運気を上げる明かりの色は、使う場所に合わせて組み合わせて使うのですが、近年では生活の場にLEDライトがかなり普及してきました。
白熱電球の製造が打ち切られてから、蛍光灯の真っ白な光が家の中にも増えましたが、今ではLED電球にも温かみのある黄色味を帯びたものや、調光機能のあるものもありますね。
風水は環境を整えることで運気向上を目指す学問ですから、明かりの色もその視点で考えます。ですから、人のいる空間をニュアンスのある光で明るくするという工夫が大切なのです。
人は白っぽい光より暖かみのある光の方が快適に過ごせるといいますから、ダイニングの明かりを白っぽい光のライトから暖かみのあるものに変えるだけでも、ホンワカしたニュアンスが生まれますよね。
つまり、過剰すぎる白い光から、最近のLED電球を色を選んで使い分けて、適度な暖かみのある光に変えるだけでお家全体の節電と運気アップを達成できるんです。
そう考えると、なんだか簡単に出来そうな気がしませんか？
まとめ
今回は運気を上げるための明かりについてお話ししました。
風水では明るさがとても大事であること、特に家の運気を決めるともいえる玄関と、悪い気の溜まりやすい水回りは照度を上げて明るくした方が良いこと、満遍なく照らす方法以外にも、スポット照明や間接照明をうまく使い分けて、欲しい運気を狙えること、お部屋にニュアンスをプラスすることについてもお伝えしました。
そして、明かりの色も重要というお話もしました。
あなたの生活の中にそれらを取り入れて、家の明かりと共に生活も運気も明るくアップしますように。
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